【商品例3選】ここだけの話、新NISAに慣れたら検討したい「次の手」はなんですか?
先進国、新興国…新NISA初心者は「インデックス投資」も検討を
一方で、投資経験がなく、慣れていない初心者が検討すべき商品はどういったものが挙げられるでしょうか。 今回は、初心者が新NISAで検討しやすい金融商品「インデックス投資信託」と特徴をサクッと確認していきましょう。 ●新NISA「インデックス投資信託」の特徴とは インデックス投資信託とは、日本の東証株価指数やアメリカのS&P500などの経済指標と同じような値動きをする商品です。 手数料が低く、1つの商品でさまざまな会社に分散投資がされているので、個別株式などに比べると、比較的リスクが低いと言われています。 インデックス投資信託の中でも、信託報酬(手数料)が低い商品かつ、多くの投資家から注目を集めている人気ランキング上位の商品であれば商品に関する情報も多く、より安心して投資を続けられるかもしれませんね。 さらに、インデックス投資信託の投資先として、アメリカや日本などの先進国の方が、ブラジルや中国などの新興国に比べて、ローリスクローリターンだと言われています。 少しリスクをとりながら大きな利益を狙いたい方は、新興国のインデックス投資信託と先進国のインデックス投資信託に分散投資をしながら保有するのがおすすめです。
老後資金づくりの手段のひとつに「新NISA」も検討して
慣れていない人にとってお金を動かす「資産運用」は難しそうに見えるもの。しかし、いくつかの重要なポイントを抑えれば、証券会社選びや商品選びも簡単に行えます。 しかし、日常生活を脅かすほどの投資はライフプランを崩しかねません。元本割れのリスクもあるので、何事もバランスが大切です。 投資についての知識をつける労力などがネックにはなりますが、労働以外の方法でお金を増やせる点は魅力といえます。投資経験があり、慣れてきたら商品を再検討するのもよいかもしれません。 とくに新NISAの成長投資枠では多様な銘柄に投資できるので、さらなる資産成長を目指してみてください。
参考資料
・カネとホンネ調査研究所「【調査レポート】新NISA、歓迎する声と投資どころではない現実」 ・金融庁「新しいNISA」 ・金融庁「つみたて投資枠 投資対象商品」
荒井 麻友子