子どもの経験のために留学生を受け入れたのに、子どもとの関係が最悪に。“留学生受け入れ”の理想と現実
独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます! 【すぐに漫画で読む】留学生受け入れは失敗!? 子どもとの関係が最悪になって…
大人になっても「挑戦」って大事だと思うんですよね。我が家にとって2023年最大の「挑戦」は、「留学生の受け入れ」でした。文化も言語も違う留学生の受け入れ。大変なことはあるだろうけど、挑戦してみる価値はあるかも!と思って取り組んでみたのですが、これがまあ、思っていた以上に波瀾万丈の展開となりました。
受け入れは子どもたちも納得した上で、進めました
そしてとうとう、留学生が来日
まず留学生の動きが完全に予想外でした
次第に我が家の子どもにも変化が…
あまりに態度が悪かったので、夫と私から度々注意しました
団体のベテランスタッフにも相談
これには私にも思い当たる節が…
スタッフからの助言を機に、子どもを優先させるように
留学生との距離が全然縮まらない
夫「コミュニケーション不足が原因だね」
留学生がほぼ自室に閉じこもっているため…
留学生の子に繰り返し「もっとリビングにおいで」と声をかけるも…
気づけば半年…
というわけで、留学生にきちんと話をしたところ…
留学生のほうから「家を出ていく」宣言が…!
この話は後編に続きます!これで終わりじゃないのでご安心を。 いやーでもね、ほんとびっくりしましたよ。まさか「ホストチェンジしたい」と言われるとは思っていませんでしたから。留学生に対しては、私からは何も難しいことは言ってなくて、とにかく「リビングにおいで」と。だって、子どもを留学生の部屋に突撃させるわけにはいかないですから、コミュニケーションをとるには、留学生に来てもらうしかないわけです。でも彼女は自分を変えるより「環境を変えたい」と思ったんでしょうね。 何度も「リビングにおいで」と言っているのに、なぜリビングに来ないのか聞いたこともあったのですが、「みいちゃんとの関係が悪いので、自分にとってはリビングは居心地が悪いから」ということでした。いやいや、だからその関係性を改善する手段がリビングに来ることやん!?という感じなのですが、まあ嫌だったんでしょうね。 ちなみに、留学生と長女みいちゃんとの関係は最悪でしたが、小2のとうくんと、年少のあーちゃんとは別に関係悪くなかったんです。あーちゃんは特に元々人懐っこい子で、かつ低年齢ということもあって、最初の頃からずっと壁もなく留学生に懐いていました。 受け入れにあたって、言葉の壁とか文化の壁とか色々あるんだろうなと想定はしていて、でも「お互いがコミュニケーションをとる努力をすれば必ず大丈夫!」と思っていたのですが、肝心のコミュニケーションができなければ、関係性を築くのは難しいのものだなと感じました。 さてさて、この「ホストチェンジしたい」という留学生の受け入れがどうなったのか、続きは後半でご紹介しますね!
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。