定年後も今の会社で働くか迷っています。再就職先はどんなところがありますか?
再就職先の候補
定年後の再就職先として挙げられる職業例をご紹介します。現在の職業をもとに、適正の高い仕事やしたかった仕事を選びましょう。 ◆清掃員 施設内の清掃を担当する清掃員の仕事は、自分のペースで働ける点がメリットです。パートやアルバイトとしての雇用が多いため、週に3~4日など、ある程度自由に働けます。 厚生労働省によると、ビル清掃員の平均労働時間は162時間、平均年収は279万5000円です。現役時代のように活発に動くのではなく、マイペースで働きたい方におすすめといえるでしょう。 ◆警備員 警備員は、担当施設内の巡回や事故の対応、施設不具合の早期発見を担う職業です。ときには体力が必要なこともありますが、人間関係に悩む必要がないメリットがあります。厚生労働省によると、平均労働時間は170時間、年収相場は334万3000円です。 未経験や無資格の求人も多いため、体力に自信がある方なら重宝されるでしょう。 ◆タクシー運転手 現職で車の運転が多いなら、タクシー運転手の選択肢もあります。歩合制が採用されているところが多いため、頑張り次第で収入を伸ばせる点がメリットです。タクシー運転手の平均労働時間は165時間、平均年収は361万3000円といわれています。 ただし、タクシー運転手には普通二種自動車免許が必要です。再就職先として考えるなら、あらかじめ取得しておきましょう。
定年後の労働は無理のない範囲で
定年後の年齢は60歳を超えています。そのため現役で働いていたときと違い、体力が落ちるのは避けられません。 再就職にあたっては、ご自身の体力を優先して、無理のない範囲から始めるのをおすすめします。お金も大切ですが、心身の健康を損ねないように気をつけましょう。 出典 日本年金機構 在職老齢年金の支給停止の仕組み 厚生労働省 施設警備員 厚生労働省 タクシー運転手 厚生労働省 ビル清掃 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部