キム・ジウォン

Netflixで連日上位をキープしている韓国ドラマ『涙の女王』でヒロインを務める俳優のキム・ジウォン。これまで平凡な女性役を演じることが多かったキム・ジウォンが、『涙の女王』では財閥令嬢役として、ヘアメイクをがらり変えたことで、格段に綺麗になったと話題に。今回は彼女が見違えるような優雅な美貌を手に入れた秘訣を過去の出演ドラマと比較しながらお届け。 【写真】ドラマで振り返る『涙の女王』キム・ジウォンのビューティヒストリー！『サム、マイウェイ』『太陽の末裔』etc.

まずはキム・ジウォンのビジュアルを分析

キム・ジウォン

頬がふっくらとしており、顔の外側に程よく余白がある健康的な丸顔と、縦にも横にも大きなアーモンドアイによって、一見チャーミングな印象が強いキム・ジウォン。だがどこか落ち着きのある気品を兼ね備えているポイントは鼻にあり。鼻根から高さのある鼻筋に、下がり気味な鼻尖と狭すぎない鼻翼によって、目鼻立ちのはっきりした安定感のある顔立ちに。 昨今トレンドの狭い小鼻や、エラから顎先にかけてのスリムなVラインは、今っぽく幼い顔立ちになるものの、見た目の安定感を失いやすい傾向にある。ナチュラルで美しい韓国俳優たちのビジュアルを目指すなら、トレンドや世間の美の基準に左右されず、自分の個性を失わないことが重要だ。

キム・ジウォンが垢抜けた理由その①：太めの平行眉→細めのアーチ眉へと大チェンジ！

2018年／2024年

【Before】2018年、映画『朝鮮名探偵 鬼＜トッケビ＞の秘密』の記者会見にて。この頃のキム・ジウォンは、眉と目の幅が同等の太さなのに対し、2024年現在は半分ほどの細さになっている。大きくて丸い印象的な目を持つキム・ジウォンは、太眉にすると目と眉の主張がぶつかることでTゾーンが強調され、顔立ちがやや濃い印象に。 【After】2024年3月にソウルで行われたブルガリのイベントにて。眉を細くすることで目に視線が集中し、すっきりと洗練された印象を演出することができる。さらに、ゆるやかなアーチを描いた眉にすることで、顔を立体的に見せる効果も。

キム・ジウォンが垢抜けた理由その②：涙袋を生かして愛らしい眼差しに。

2022年／2024年

【Before】ドラマ『私の解放日誌』（2022年）では、変わり映えしない退屈な毎日に疲れ果てた会社員ヨム・ミジョン役を熱演。アイメイクを最小限にすることで、絶望感を抱えた覇気のない目元を演出。 【After】2023年11月、ピアジェのイベントに出席したキム・ジウォンは、持ち前のぷっくり涙袋を生かし、愛らしく優しい眼差しに。明るいハイライトカラーで膨らみを強調するのではなく、肌よりワントーン暗めのカラーで影を描き足し、元からある涙袋を自然に引き出してあげるのがポイント。

キム・ジウォンが垢抜けた理由その③：縦ラインを強調したヘアスタイルに変えて、一気にイメチェン

2017年／2024年

【Before】ドラマ『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～』（2017年）では、パク・ソジュン演じるドンマンの幼馴染で、アナウンサーを夢見ながらデパートの受付嬢として働くチェ・エラを演じた。幼さを引き出す丸みを帯びたぱっつん前髪で、幅広い世代から愛される親しみやすいヘアスタイルに。 【After】『涙の女王』（2024年）の記者会見では、6:4パートで分けて片耳がけした優雅なヘアスタイルを披露。前髪を片方だけフェイスラインに被せて目の横の余白を隠すことで縦のラインを強調し、大人っぽい卵型フェイスに近づけて。