【陸上】神村学園都大路Vに導いたカリバ・カロライン 来春日本郵政グループへ 鈴木亜由子、廣中璃梨佳らが所属
12月24日の全国高校駅伝女子で優勝した神村学園高(鹿児島)の留学生、カリバ・カロライン(3年)が来年春、日本郵政グループに入社することが、このほど明らかになった。 5年ぶり歓喜の神村学園 留学生キャプテンの献身的な姿勢とチームメイトの成長で劇的な結末/全国高校駅伝 カロラインはインターハイの1500mと3000mで昨年、今年と2年連続で2冠。自己ベストの1500m4分06秒54、3000m8分40秒86は高校国内国際最高記録(外国人留学生最高記録)である。 全国高校駅伝では3年連続で5区を務め、2年時から2年連続で区間賞に輝いた。2日前のレースでは歴代2位の14分50秒で2人抜き。フィニッシュ直前でトップに立ち、チームを5年ぶり2回目の都大路制覇に導いた。 日本郵政グループは全日本実業団対抗女子駅伝で3度優勝(2016年、19年、20年)。16年リオ、21年東京の両五輪に出場した鈴木亜由子や、東京五輪と23年ブダペスト世界選手権でいずれも10000m7位に入った廣中璃梨佳のほか、カロラインにとっては神村学園高の1年先輩にあたる田島愛梨も所属している。
月陸編集部