クラッシックカーが山陰を快走 海外の「ベントレー」愛好家が24府県をめぐるツーリング(島根)
山陰中央テレビ
クラシックカーで日本をめぐる、新たな観光の形です。 高級外車ベントレーに乗って日本各地をツーリングしている海外の車愛好家が、山陰にやってきました。 朝日を受けて光り輝くクラシックカー。 様々な年代のモデルがずらりと並びます。 高級外車「ベントレー」で日本を巡るツーリングが山陰にもやってきました。 9日、出雲市。 クラシックカーに乗るのは、海外の車愛好家たちです。 4月6日、福岡を出発。 約1カ月をかけて、24府県をめぐるツーリングです。 参加者: 「オーストラリア、イングランド、ドイツなどたくさん」 約20台のベントレーによるツーリング。 5カ国から車愛好家約70人が参加し、自慢の愛車で日本の観光名所を巡っています。 9日、広島から島根に入り、松江で1泊。 10日は鳥取を経由して、京都に入る計画です。 このツーリングはオーストラリアの「ベントレークラブ」の代表が、自慢の車とともに日本の魅力を体感したいと企画。 運営を委託された日本のイベント会社が、インバウンド客の誘致に関わる観光庁の補助金を活用して、実現しました。 参加者がそれぞれ自分の国から船や飛行機で輸送したという自慢の「ベントレー」。 特別に乗せてもらいました。 嶋村采音アナウンサー: 「普通の車よりエンジン音が大きくて車高も高いです。まるでジェットコースターようでした」 10日は快晴に恵まれ、絶好のツーリング日和。 道中、観光地にも立ち寄り、山陰の魅力を堪能しました。 参加者: 「今も城が見えるし、きれいな国だし、運転もしやすいからとてもいいよ。きょうは日差しを楽しみたい」 参加者: 「出雲大社はとてもきれいな建物で私はとても好き!」 コッパ・ジャポネ(運営会社)メカニックサポート・岡田邦雄さん: 「インバウンドはかなり誘致しているので、特に車で走れることを今回のイベントで証明できたと思います」 自慢の愛車で日本をめぐるという新たなインバウンド観光の形。 運営会社は、今後もクラシックカーツーリングの誘致を目指すとしています。
山陰中央テレビ