大谷翔平【Getty Images】

　常勝軍団のロサンゼルス・ドジャースと契約したことで、大谷翔平選手は2024シーズンに三冠王を狙えるかもしれない。米公式サイト『MLB.com』のブライアン・マーフィー記者が、MLBの次の三冠王になる可能性がある選手の一人として、大谷を選出している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　これまで大谷は、ロサンゼルス・エンゼルスの中心選手として活躍し、数多くのホームランを放ってきた。2023シーズンには44本のホームランでア・リーグ本塁打王に輝き、一時は打率と打点でもトップ争いを演じるなど、低迷するエンゼルスにおいても印象的な成績を残している。そして、11年連続でポストシーズンに進出している強豪のドジャースに移ったことと、指名打者（DH）に専念することにより、三冠王になる可能性はより一層高まりそうだ。 　同記者は、MLBの次の三冠王になる可能性がある選手として、フアン・ソト外野手（ニューヨーク・ヤンキース）、アーロン・ジャッジ外野手（ヤンキース）、ヨルダン・アルバレス外野手（ヒューストン・アストロズ）、そして大谷を選出。大谷については「忘れてはならないのが、大谷が8月まで三冠王を狙える位置にいたことだ。彼は1シーズンで100打点以上を記録したことはないが、ドジャースに入団すれば、2番目に打つことが多くなるとはいえ、打点の機会は増えるはず。三冠王になる選手は、3番目か4番目に打つのが一般的だが、最近では2番でリーグトップの打点を記録した選手を何人も見てきた」と語っている。