グリーリッシュとマグワイアのイングランド代表復帰に驚いた? 新体制のメンバー選考に「クラブで何をしたというのか」
カーズリー新体制での選考にはサプライズも
EURO2024を最後にガレス・サウスゲイトが退任し、U-21代表などを指揮してきたリー・カーズリーを暫定監督に据える決断をしたイングランド代表。9月にはネーションズリーグが行われるが、29日にその代表メンバーが発表された。 指揮官が代われば、選手の招集基準も変わってくるものだ。カーズリーも今回の代表選考で独自の色を出しており、サポーターの間からは様々な意見が出ている。 9月のアイルランド戦、フィンランド戦では色々とテストしたいこともあるのだろうが、まず注目されたのはマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイア、マンチェスター・シティMFジャック・グリーリッシュの招集だ。両者はEURO2024のメンバーからは外れており、現状は所属クラブでも大活躍しているわけでもない。この招集はちょっとしたサプライズか。 英『Daily Star』によると、SNS上でも「グリーリッシュの復帰は歓迎するが、クラブで何をしたというのか」、「なぜグリーリッシュが召集されたのか分からない」といった意見が出ている。 また長らくカイル・ウォーカーに依存していた右サイドバックには、マンCのリコ・ルイス、ニューカッスルDFティノ・リヴラメントといった新顔も招集している。ウォーカーの代表継続が不透明なところもあり、若い選手をテストしていくのも重要だ。ルイスもリヴラメントも実力の高い若手サイドバックだけに、この招集は妥当か。 他には、フランスのリールに所属するMFアンヘル・ゴメス(23)も召集されている。カーズリーがU-21イングランド代表を指揮していた頃の教え子でもあるため、この世代を積極的にテストしていく考えなのかもしれない。 カーズリーはU-21イングランド代表でも後方からの組み立てを重視した攻撃的サッカーを見せていたと評判だが、果たしてA代表の豪華タレントをどう活かしてくるか。
構成/ザ・ワールド編集部