熊本・美里町に「ハートの季節」到来!! 1日30分、二俣橋に浮かぶ光と影
美里町の石橋「二俣橋」に、太陽の向きによって1日30分だけ見ることができる〝ハートの季節〟が到来した。「恋人の聖地」としても知られ、多くのカップルや家族連れが訪れている。 二俣橋は緑川の支流、釈迦院川と津留川の合流点に、L字形に架かる「二俣渡」と「二俣福良[ふくら]渡」からなる。江戸末期に建造された町指定文化財。毎年10月~翌年2月の正午前の30分ほどの間、二俣福良渡から二俣渡を見ると、太陽光と石橋のアーチの影がハートのような形になる。 4日は午前11時半ごろにハート形が出現。見物客はカメラやスマートフォンを向け、神秘的な光と影に魅了されていた。初めて見たという熊本市中央区の会社員女性(46)と宇城市の会社員女性(41)は、「私たちにとっては友情のハートです」と笑顔で声をそろえていた。(清島理紗)