三笘薫、インドネシアサポーターの“圧”に言及「クロス1本であれだけ沸かれると…」
◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第5戦 インドネシア0―4日本(15日、ジャカルタ) 【順位表】アジア最終予選C組 日本はインドネシアに4―0で大勝し、最終予選4勝1分けとして首位ターンを決めた。1点リードの前半40分、左サイドからタイミングのいい右足アウトサイドのパスでMF南野拓実のゴールをアシストしたMF三笘薫は「素晴らしい形で得点はできてるんで、そこは再現性は上がっていますけど、やっぱり守備のところもっとこだわっていかないと、より次の試合も難しくなるかなっていうところはあります」と話した。 この試合では序盤、ホームの大歓声を背に勢いを持って臨んできたインドネシアに主導権を握られた。「前半(日本が)プレス行ったところ、うまくロングボールを蹴られて、(裏の)スペースのところで何回かやられた。そこでして失点してもおかしくないところもあったんで、改善しないといけない。最後のところでGK含めてなんとか頑張ってくれたっていうのはありますけど、やっぱりああいうシーンを作らせないことが大事。そこは反省しないといけない」と課題を挙げた。 さらに三笘は、インドネシアサポーターの“圧”にも言及。「やっぱりカウンター1本だったり、クロス1本であれだけ沸かれると、自分たちも劣勢なんじゃないかなっていう雰囲気も出ますし、ちょっと後方に位置してしまうところがある。そこで耐えられたのは良かったですけど、そういうところの雰囲気はやっぱり素晴らしいものってありました」と振り返った。 一方で最終予選の半分を消化し、4勝1分けで2位オーストラリアに勝ち点7差をつけた。圧倒的な強さを見せつけたようにも映るが「今日も4対0のようなスコアにならない展開にもなり得ましたし、もっと謙虚に戦わないといけないと思います。スコアだけ見れば、そういう風に思ってくれる人もいますけど、僕らはまだまだ甘いところがある。そこを改善しないといけないと思ってます」と語り、19日の中国戦へと気持ちを引き締めていた。
報知新聞社