“きんび”新築見送り 建物そのものに歴史的価値あり…改修へ 道立近代美術館 鈴木知事表明
STVニュース北海道
老朽化に伴い整備方法が検討されていた札幌市にある近代美術館。 道は、建物の歴史的価値を重視するなどして新築の案を見送り、建物を改修する考えを明らかにしました。 1977年に開館した札幌市中央区の北海道立近代美術館。 道はこれまで、老朽化に伴い「改修」「現地新築」「移転新築」の3案の整備方法を検討していましたが、2日の道議会で鈴木直道知事は、建物の歴史的価値の重視と周りの環境に配慮し、改修する方針を明らかにしました。 道は2024年中に建物のコンセプトなどの基本構想を示し、2025年度中に詳しい建物の基本計画を構築。 2027年以降のなるべく早い時期にリニューアルオープンをする方針だということです。