城下町・福島県三春町、江戸時代の活気を再び 13日に初の「シロモト市」 三春大神宮の祭礼に合わせ
福島県三春町の街なかに、にぎわいを創出しようとするイベント「三春シロモト市」は13日、町内の中町公民館周辺で初めて催す。飲食や縁日などの露店、体験ブースなどを設け、地域を盛り上げる。 町内の事業主や若者ら有志でつくる「三春SHIROMOTO(シロモト)プロジェクト実行委員会」の主催。かつての城下町・三春町では江戸時代から毎月、市を開催し、路上には人と品物があふれていた。実行委は、当時の活気あふれる町を再生しようと企画した。今回は三春大神宮の祭礼に合わせて開催する。今後は定期的に開き、エリアも広げていくことなども想定している。 当日は午前10時から午後4時まで、町内の中町公民館近くの桜川沿いと三春大神宮境内、午後5時から同9時まで、288号国道沿いで実施する。焼き菓子やカツサンド、ピザなどのグルメや雑貨などの露店、キッチンカーが出店し、ランタンや草木染のワークショップなども繰り広げる。神社境内では昔遊びや縁日コーナーを設ける。三春大神宮の観光ガイド、スタンプラリーも実施する。
問い合わせは実行委員の大谷酒店へ。 (県南版)