（写真：福島民報）

　第５０回衆院選は１５日、公示された。午前９時３０分現在、県内４選挙区に前職５人、新人６人の合わせて１１人が立候補し、１２日間の選挙戦に入った。２７日に投開票される。 　立候補者は【表】の通り。今回の衆院選から小選挙区の区割りが改定され、本県は選挙区が一つ減って四つになる。福島市や伊達、二本松・安達地方などの県北地方が１区、郡山市に須賀川、岩瀬、石川、田村地方を加えた県中地方が２区、会津地方全域と白河市を中心とした県南地方が３区、浜通り全域が４区となる。 　立候補者を政党別に見ると、自民党が前職１人、新人２人、立憲民主党が前職３人、新人１人、共産党が新人３人。無所属は前職１人。届け出を済ませた各候補は選挙事務所前や市街地で第一声を上げた後、遊説に出発した。 　１日の石破茂首相の就任から８日後の衆院解散、２６日後の投開票はいずれも戦後最短。自民党派閥裏金事件を受けた政治改革の在り方や物価高に対応する経済対策などが争点となる。県内では東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興関連施策も問われる。

　立候補の届け出は１５日午後５時までで、１区が福島市の県庁北庁舎、２区が郡山市の県郡山合同庁舎、３区が会津若松市の県会津若松合同庁舎、４区がいわき市の県いわき合同庁舎でそれぞれ受け付けている。 　県内の有権者数は１４日現在、１５２万５３９１人（男７４万６１４１人、女７７万９２５０人）。 　県内４選挙区立候補者（午前９時３０分現在） １　区　 亀岡　偉民　６９　自　民　前　選挙区支部長 金子　恵美　５９　立　民　前　政党役員 ２　区　 丸本由美子　６２　共　産　新　党地区副委員長 玄葉光一郎　６０　立　民　前　政党役員 根本　　拓　３８　自　民　新　弁護士 ３　区 小熊　慎司　５６　立　民　前　政党役員 唐橋　則男　６３　共　産　新　党地区委員長 上杉謙太郎　４９　無所属　前　政党支部役員 ４　区　 斎藤　裕喜　４５　立　民　新　会社役員 熊谷　　智　４４　共　産　新　党地区委員長

坂本竜太郎　４４　自　民　新　選挙区支部長