マコーレー・カルキン、ハリウッドの殿堂入り 『ホーム・アローン』のママとの再会に涙
12月になると見たくなる映画といえばクリスマス映画の名作『ホーム・アローン』。この作品で世界的な人気を獲得したマコーレー・カルキンがハリウッドのウォーク・オブ・フェームに選ばれた。現地時間12月1日(金)にセレモニーが行われ、この作品で母親役を演じたキャサリン・オハラと再会した。 【写真】マコーレー・カルキンほか、誰もが知ってる世界で最も有名な子役23人の現在
セレモニーではキャサリンがスピーチでマコーレーを祝福した。「『ホーム・アローン』は世界を興奮させた作品であり、昔も今もこれからも愛され続けるでしょう。世界中の家族がこの作品を愛し、一家揃って見る理由、それはマコーレー・カルキンにあります」と称えた。「あなたが本当に一生懸命頑張っていたことは知っています。でもあなたを見ていると演技をすることがこの世で一番自然な行為であるようでした」。
キャサリンは2年後に公開された『ホーム・アローン2』でも彼と共演している。「マコーレー、おめでとう。あなたはウォーク・オブ・フェームの星にふさわしい人です。1度だけでなく2度もあなたを家に置き去りにしたスクリーンの中のママをこの幸せな場所に招待してくれてありがとう。あなたを誇りに思います」。この言葉に思わずマコーレーも涙。壇上でキャサリンとハグを交わした。
このセレモニーにはマコーレーの婚約者であるブレンダ・ソングと息子2人も出席していた。現在2歳の長男ダコタと昨年12月に生まれた次男が公の場所に出席するのはこれが初。また2003年の映画『パーティ★モンスター』で共演したナターシャ・リオンも出席した。
プライベートでマコーレーが両親との関係に恵まれていないのは有名な話。『ホーム・アローン』の成功で一躍売れっ子子役になったものの、彼の稼いだ金を巡って実の両親がバトルに。それが原因で親子関係が悪化、その後の彼のキャリアも低迷してしまった。その不遇の時期を乗り越え見事に復活、ハリウッドの星を獲得したマコーレー。スクリーンの中とはいえ愛情豊かなママだったキャサリンからの祝福は、最高の贈り物になったはず。