中学野球に備えて44人、育む会の小学6年生教室スタート【宇部】
野球を育む会inうべ主催の小学6年生教室の開講式が7日、市野球場「ユーピーアールスタジアム」で開かれた。市内の44人が、来年3月29日までの全15回で、心構えやウオーミングアップの方法を身に付ける。 中学入学後も野球を続ける予定の児童が対象。中学ではボールの大きさ、塁間の距離も変わることから、少しでも早く違いに慣れてもらおうと2011年から毎年実施している。宇部商高野球部OBを中心とした30~40歳代の13人が講師を務める。 開講式では、水野和之事務局長が「くれぐれも無理はせず、体調とけがには気を付けて楽しく練習に取り組んで」とあいさつ。続いて指導責任者の城美暁さんが、今後の詳しいスケジュールを説明した。 右手康大郎君(西岐波)は「守備力を向上させたくて参加を決めた。試合では外野を中心に守っているけど、進学したらさまざまなポジションに挑戦したい」と意欲を見せた。 式後にはセミナーを開催。日本コンディショニング協会(有吉与志恵会長)のコンディショニングトレーナー清水達也さん(東京都)が、ぶれない体をつくる体幹トレーニングを伝授した。