最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング19位。賢くて高い! 恐るべし19歳!
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
19位:高井幸大 生年月日:2004年9月4日 市場価値:25万ユーロ(約3500万円) 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:5試合0ゴール0アシスト 高卒2年目のCB高井幸大が、堂々のU-23代表招集だ。同選手の市場価値は25万ユーロ(約3500万円)となっている。 川崎フロンターレのアカデミー出身である高井は、17歳でトップチームへと昇格。2023年は退団した谷口彰悟や負傷離脱していたジェジエウの代役として先発出場の機会が激増し、最終的にはリーグ戦14試合に出場。今季もフロンターレのレギュラーとして5試合に出場し、昨季よりレベルアップしたプレーを随所に見せている。 体格面でもサッカーIQ面でも高井には非凡なものがある。192cmを誇るそのフィジカルは相手FWにとって脅威であり、昨季の空中戦勝率は65%にまで上った(データサイト『Sofascore』参照)。そこに、フロンターレ仕込みのサッカーIQが加わる。雑なクリアで逃げることなく相手のプレスをかわし、そこからビルドアップを展開していくことができる。最終ラインから持ち運んでパスを散らす動きは攻撃の起点となっている。 体の線の細さなど課題は残るものの、ここまでの体格を備えた足元に優れるCBは貴重である。今回のU-23アジアカップで一気に名を挙げ、Jリーグ屈指のCB、海外でも通用するCBに成長してほしい。
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