西武・高橋、5500万円減 平良は来季救援で合意
西武の高橋光成投手が13日、5500万円減となる2億1千万円で契約を更改した。球団のシーズンワースト記録となる11連敗を喫し、10年目で初の白星なし。エースとしての期待を裏切り「こんなことあるのかということが起きた。22勝0敗なら今年の分を返せる。そのくらいの気持ちでいく」と雪辱を誓った。 投球フォームの迷いが不振の要因とし、既に大幅な改造に取り組み始めた。背番号13の先輩に当たる西口文也新監督からは電話で「頼むよ」と言われたそうで「特別な思いがある。西口さんのために頑張りたい気持ちは一番強い」と意気込んだ。 平良海馬投手は2度目の契約更改交渉で5千万円減の年俸2億円でサインした。今季は22試合で3勝2敗。先発での起用を熱望しながら認められず3日の交渉で保留したが、出来高払いの内容が充実したため救援の役割を受け入れた。「それだけやってほしいという思いが伝わった。責任を持ってやりたい」と気持ちを新たにした。(金額は推定)