「原発を管理する企業に対して不信感がすごく大きい」 島根原発2号機の再稼働中止の申し入れ 県の母親たちでつくる母親大会連絡会が不安を訴える 島根県
日本海テレビ
12月7日の島根原発2号機の再稼働を前に、11月29日に島根県の母親大会連絡会が県に対し再稼働の中止を申し入れました。 島根県庁を訪れたのは、島根県内の母親たちでつくる母親大会連絡会の役員8人です。はじめに、島根原発2号機の再稼働中止と再生可能エネルギーへの積極的な転換を求める要望書を、県の担当者に手渡しました。 島根県母親大会連絡会 江角聖子 事務局長 「原発を管理する企業に対して不信感というのがすごく大きいんです」 母親大会連絡会は、中国電力が必要な行政手続きをしないまま港湾の工事を行っていたことなどを例に挙げ、再稼働への不安を訴えました。 これに対し島根県は原子力安全対策監など5人が対応し、「少しのミスを許さない姿勢は隠ぺいにつながる可能性もある。島根県としては安全協定に基づき 安全性を確認していきたい」などと回答しました。 島根県母親大会連絡会 江角聖子 事務局長 「ミスがですね、出ましたら原発を動かすことの中止といいますか、そういったところを県に求めたいなと思っております」 島根原発2号機は、12月7日に再稼働、来年1月上旬に営業運転を再開する予定です。