「春のセンバツ」最強高校ランキング21位 幾多のスターを生んだ西東京の名門
第96回選抜高等学校野球大会が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われている。各地区代表計32校(21世紀枠含む)が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げる。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表 ここでは、歴代の選抜大会における通算成績を基に、高校別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝1回=10pt、準優勝1回=5pt、4強1回=3pt、8強1回=1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。 ※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。 ※第95回大会まで時点
21位:早稲田実業(わせだじつぎょう・そうじつ[早実])
所在地:東京都 <選抜大会成績> 優勝;1回 準優勝;1回 ベスト4:1回 ベスト8;7回 合計Pt:25Pt 惜しくもベスト20から漏れたのが、東京の名門・早稲田実だ。 優勝したのは1957年、第29回大会のことだ。高知商(高知)を5-3で破り、初の頂点に立った。記念すべき関東勢初優勝ともなった同大会、優勝投手の2年生左腕・王貞治は、2回戦の寝屋川(大阪)戦、準々決勝の柳井(山口)戦、準決勝の久留米商(福岡)戦で3戦連続完封。決勝の高知商に対しても、9回を3失点にまとめた。 また、準優勝したのは、記念すべき第1回大会(1924年)。エース斎藤佑樹を擁して夏制覇を果たした2006年は、準々決勝で横浜(神奈川)に敗れたものの、ベスト8入りしている。 主なOB選手 王貞治、大矢明彦、荒木大輔、斎藤佑樹、清宮幸太郎ら
ベースボールチャンネル編集部