イクイノックスが引退、種牡馬入り
歴代総獲得賞金1位
11月26日のジャパンカップを勝利し、G1・6連勝を達成、史上初めて総獲得賞金が20億円突破したイクイノックス(牡4・美浦・木村哲也)が、現役引退することを同馬を管理するシルクホースクラブが30日に発表した。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りするとのこと。 総獲得賞金額はJRA歴代1位となる22億1544万6100円(2位はアーモンドアイの19億1526万3900円)。昨年の天皇賞・秋から怒涛のG1・6連勝、敗れた2回は昨年の皐月賞、日本ダービーでともに大外枠から2着になったもの。ほぼパーフェクトともいえる競走成績だった。 ロンジンワールドベストレースホースランキングでは世界一位をキープし続けて、ラストランとなったジャパンカップでは、牝馬三冠を達成したリバティアイランド以下に4馬身差をつける圧勝。国内外で世界最強を証明したまま現役生活の幕を下ろした。 イクイノックス 10戦8勝 (牡4・美浦・木村哲也) 父:キタサンブラック 母:シャトーブランシュ 母父:キングヘイロー 馬主:シルクレーシング 生産者:ノーザンファーム ●主な勝ち鞍 東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 天皇賞・秋(G1)*令和4、5年連覇 有馬記念(G1) ドバイシーマクラシック(G1) 宝塚記念(G1) ジャパンカップ(G1)
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