資料：山口県警

防府市に住む30代の男性が、副業に関するうその儲け話を発端に現金20万円などをだまし取られる被害にあいました。 防府警察署によりますと、防府市に住む30代男性は今月1日、SNSで副業に関する投稿を見つけ、投稿者とやりとりを始めました。 男性はまず、投稿者の動画を閲覧するなどしただけで計約1万円分の報酬を得られたということです。 これで信用した男性は、投稿者から「こちらに1万円を送金して、私の指示した暗号資産を購入すれば、30％上乗せした1万3000円が返還される」などと言われ、指示されるままに電子マネーカード1万円分を購入し、投稿者に送金しました。 すると投稿者から、「あなたの手続きミスで損失が発生している」「全ての利益を引き出すには、追加で費用が必要」などと指摘された男性は、指示されるままに指定された銀行口座に現金20万円を振り込み、だまし取られました。 男性は、その後も金を要求されたことで不審に思い警察に相談したことで被害に気付いたということです。 警察は、副業あっせんを装って金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。