坂本冬美、純白ドレスで約7年ぶりにビルボードライブ公演 「お酒を飲みながらほろ酔い気分で聴いて」と呼びかける
演歌歌手、坂本冬美(57)が15日、東京・赤坂のビルボードライブ東京で7年3カ月ぶりの同所公演を行った。 胸元あらわな純白ドレスで登場するや、2009年にビリーバンバンの名曲をカバーして大ヒットさせた「また君に恋してる」をしっとりと聴かせ、ライブはスタート。 「冬美ちゃん」と声援が飛ぶと、「皆さん、市民会館じゃありませんよ。ビルボードです」と笑わせ、「お客さまとの距離が近いから緊張するな。お酒を飲みながらほろ酔い気分で聴いていただければ」と呼びかけ、焼酎の水割りで客席と乾杯。 被災地の石川・輪島から生出演し、「能登はいらんかいね」を歌った2024年大みそかの「NHK紅白歌合戦」を振り返り、「地元の人と握手させていただき、手の温もりや力強さ、笑顔に、こちらが逆にパワーをいただいた」と能登に感謝した。 ステージでは安全地帯の「恋の予感」や秋川雅史(57)の「千の風になって」、「学生時代、初恋の山本君に教えてもらった」というサザンオールスターズの「Oh!クラウディア」など、昨年6月に発売したカバーアルバム「想いびと」を中心に男性ボーカリストの曲ばかり10曲を聴かせ、味わい深い歌声で酔わせた。 さらに自身のヒット曲「夜桜お七」や最新曲「ほろ酔い満月」を熱唱。夕夜2公演、計600人を一夜限りのスペシャルな冬美ワールドへといざなった。 冬美は3月5日に新曲「浪花魂」を発売。1月20日の横浜市の神奈川県民ホールを皮切りに、五木ひろし(76)とジョイント公演(17都市27公演)を行う。東京公演は最終日の4月22日に東京国際フォーラムで。