元セクシー女優が語る「女優の“ストーカー被害の実態”」。粘着質ファンが取りがちな“4つの行動”
元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。 ⇒【写真】元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」
ストーカー被害に遭うセクシー女優
人気商売をしている人が避けて通れない「ストーカー問題」。人前に出ている全員が絶対に被害を受けるわけではないが、誰にでも起こりうる事案であることに間違いはない。最近では水商売のキャストが自宅を特定され、殺傷事件にまで発展する痛ましい事件が起きた。 どんな界隈でも必ず「危ないファン」は一定数いて、セクシー女優もストーカー被害に悩まされる例が多い。過去には引っ越しを余儀なくされたケースも見られ、ストーカーが原因で活動に支障が出る人さえいる。 当然のことだが人気が上がれば上がるほど、不特定多数に顔を知られることになる。ファンを増やすのは人気商売として欠かせない仕事の一つなので、多くの人に名前と顔を覚えてもらうのは有難いことだが……。「自分自身は知らないけど、自分のことを知っている相手」の数が多くなるのは、冷静に考えるとなかなか怖い状況だろう。 昔から多いのが、道端で好きなセクシー女優を見掛けて後ろをついていくパターン。偶然見つけたのか、はたまた故意的なのかは分からないけれど、見知らぬ男性につきまとわれるのは恐怖でしかない。あまりにしつこく、身の危険を感じた女優がその場でマネージャーを呼ぶ事態に発展した話を前に聞いた。 最近ではSNSの投稿を元に居場所を探し当てる、部屋の間取りから家を調べ上げるストーカーが多発。以前より人々の情報を手に入れやすい時代のため被害に遭う女性が増加し、この問題がより一層深刻化している。
ファンからストーカーになる人の生態と心理
「ストーカーなんてしたら一発で嫌われるに決まっているのに、なぜ迷惑行為に及ぶのか」と思うが、そもそも後ろをついて歩いたり、居場所を探し当てたり、住居を調べ上げるような人に相手の気持ちを考える想像力なんてないだろう。「俺のことを気に入ってるかもしれない」なんて要らぬ妄想力はあるみたいだが……。 好きだから気持ちが抑えられない、可愛い人とお近づきになりたい……というように、自分の欲を一方的にぶつけようとしてしまうから、“つきまとい”という厄介行動に及んでしまう。ある意味、承認欲求が強いと言えようか。相手を困らせながらも、結局は自分に注目してほしいという心理が働いているようにも見える。正直、ファンからストーカーになってしまう人は、「相手の気持ちが考えられない」「承認欲求が強い」以外に「元々ちょっと粘着質」なんて困った気質を持つ。 推し活をする人間にも様々なタイプがいるが、その中でも以下の4つの行動に及んでしまうのは黄色信号。 ・本名や卒アル、出身校などプライベートな過去を知りたがる ・部屋の写真がアップされていたら、間取りや広さから似てる賃貸を探す ・他撮りの写真に他の人が映り込んでないか、ズームして細かく確認(食器におっさんが映ってないかとか) ・“個スレ”などの掲示板に張り付く、なんなら書き込む こういった人たちをシンプルに表現するなら、「いびつな形でしか愛を表現できないメンヘラ」といったところ。他にもまだまだいっぱい思いつくが、上記4つを平気でするタイプはストーカーへと発展しやすい。