大阪・平野のだんじり「九町合同曳行」幹線道路埋め尽くす
大阪・平野のだんじり「九町合同曳行」幹線道路埋め尽くす 撮影・報告:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪市平野区内をだんじりが曳行することで知られる「杭全(くまた)神社 平野郷夏まつり」。その見どころのひとつ「九町合同曳行」が12日夜、同区の南港通で行われ、道路は多くの人で埋め尽くされた。
このまつりは、商売繁盛、家内安全などを祈願して300年以上の歴史を持つと言われている。この九町合同曳行は地元だけでなく、他県からも見物人が来るほど毎年にぎわいをみせている。
大阪市住吉区から来たという40代男性は「毎年この日は必ず会社を早退して来ます。今年もみんな踊ってるし、平野のだんじりはゆっくり見られるという魅力があります。きょうもいっぱい楽しみます」と笑顔で話していた。
また、大阪市阿倍野区の30代男性は「ここが地元なんで毎年帰ってきます。いま、南港通をちょっと歩いただけで、何人かの同級生に会えました。宮入も時間があれば来ます」と話していた。あす13日、だんじりは各町を曳行し、夜には杭全神社への宮入を行う。