絢香と古坂大魔王、異色コンビの共通点は「ペット愛」愛犬、愛猫との写真見せ合い大盛り上がり
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> シンガー・ソングライター絢香(36)と古坂大魔王(50)がペットケア用品ブランド「エリエールpet キミおもい」のイベントに登壇した。一見、異色のコンビに思えるがペットへの愛情深さは共通。ペットとのエピソードに共感しあい、イベントを盛りあげた。 同ブランドアンバサダーを務める2人。絢香は13歳になる2匹の愛犬と暮らしており、古坂も13歳になる愛猫「コマオー(小魔王)」を溺愛している。 この日は、絢香がペットへのメッセージを込めて制作したブランドソング「ずっとキミと」などをミニライブで披露。客席側から見ていたという古坂は「絢香が来る!本物だ!と思って。すばらしかったです」と拍手を送った。 絢香は楽曲制作の際、いつもメロディーから先に作るという。同曲についても「(愛犬)2匹を膝に抱っこしてピアノに向き合って。ぬくもりを感じながら作っていったんです」と明かした。古坂は「ペットの曲ってなんか、バラードでもないしポップでもないんですよね。このテンポが程良い。バランスが天才」と大絶賛。絢香も「そのバランス結構悩んだんですよね~。本当、安心しました」とほほ笑んだ。 ペットとのエピソードを聞かれた古坂は「2歳の娘がインフルエンザで寝込んだときに、僕らがリビングにいるとコマちゃんがベッドの方で『にゃー』って鳴く。なんでかなと見に行くと、(娘が)熱で泣いてて。やるな、コマ」とにっこり。絢香は「曲の歌詞にも書いてんですけど、言葉が話せるわけじゃなくても心が通じ合う瞬間ってやっぱりあるんですよね」と話し、古坂も「確実に分かってますよね」とうなずいた。 古坂は「最近餌の袋に書いてある字が見えづらい。老眼鏡も出してほしいです。『ぼやけ思い』とか…」と隙を見てはボケを繰り出し、絢香が笑顔でツッコむ場面も。ステージ上ではそれぞれがペットと映った写真を公開。互いに「かわいい~」と絶賛し、大盛り上がりした。 一方、古坂が真剣な表情で思いを伝える場面もあった。「字面だけぱっとネットのニュースとかで見ると、ペットへの気持ち、思い、なんだよその美辞麗句っていうと思うんです。今、そういう世の中になりすぎてる」と話した。 「愛や思い、夢や希望っていうものを本当は持ってなきゃいけないはずなのに、そこをちゃかす文化がすごく嫌」とし、「ペットを思うことを通して自分にも優しくできる。『キミを思うこと』は僕を思うことでもあるんです」と熱弁。絢香も隣で大きくうなずいた。【玉利朱音】