鍵山優真、「そろそろ金メダルを」 坂本花織、66年ぶり4連覇「意識していない」 フィギュア世界選手権へ意気込み
フィギュアスケートの全日本選手権から一夜明けた23日、世界選手権の日本代表に決まった12人が記者会見でそれぞれ抱負を述べた。男子で初優勝して世界選手権に出場する鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=は「世界選手権の1枠目を獲得できてほっとしている」と心境を明かした上で「今まで3回出ているが3回とも銀メダルだった。そろそろ金メダルを狙って頑張りたい」と初の世界一へ意気込んだ。
全日本選手権を4連覇し、世界選手権も4連覇を目指す坂本花織(24)=シスメックス=は「今は率直にうれしい。世界選手権で五輪の枠が決まる。精いっぱい演技をしたい」と力を込めた。66年ぶりとなる4連覇がかかる状況だが「意識していない。今年と来年の2年でひとつと考えている」。五輪へ向けた通過点のひとつとして捉える。
全日本選手権3位で初の世界選手権を決めた壷井達也(22)=シスメックス=は「実力的に世界選手権の代表にふさわしいのかは自分の中で整理できていない。こうして代表に選ばれたからには3カ月間、自分ができる全てをスケートにささげたい」とさらなる鍛錬を誓った。
中日スポーツ