医師に教わる、息切れしない体になるための呼吸トレ。
ウォーキングは大股で、 緩急のインターバルをつけて。
歩くときにはダラダラではなく緩急をつける。たとえば電信柱2本分は大股で速歩きをしたら、次の2本分は普通歩き。速歩きのときも呼吸のテンポは変えない。負荷をかけることで適度な二酸化炭素が保持され疲れにくいカラダになる!
家事のときはできるだけ爪先立ちで。
前屈みの姿勢を取り続けることで胸郭が固まることも、頻呼吸の原因に。フローリングの掃除をするとき、食器を洗うとき、洗濯物を干すときなど、家事の動作はできるだけ爪先立ちで行う。自然と背すじが伸びて胸郭も引き上がるはず。
コンビニのレジ待ちなどスキマ時間で深呼吸しよう。
コンビニのレジ待ち、信号待ち、電車待ちなど、何かを待っている時間は一日数十回あるはず。その待ち時間を利用して、6秒で息を吐いて3秒で吸う基本呼吸を繰り返す。副交感神経が優位になるのでレジ待ちのイライラ解消にも役立つ。
撮影・中島慶子(モデル)、中村ナリコ(奥仲さん) イラストレーション・鈴木衣津子 スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・遠藤芹菜 文・石飛カノ
『クロワッサン』1104号より
クロワッサン オンライン