デュエットは比嘉と佐藤 五輪へ「メダル勝ち取る」―AS
アーティスティックスイミング(AS)日本代表の中島貴子ヘッドコーチは12日、パリ五輪のデュエットで比嘉もえ(井村ク)と組む選手を佐藤友花(ジョイフルAC)に決めたことを明かした。 5月の五輪テスト大会までは比嘉と安永真白(井村ク)のペアだった。 中島ヘッドコーチは、高難度の技を競い合う形になった現行ルールを踏まえ、「(メダルを)勝ち取るために正確にこなし、一体感のあるデュエットを選んだ」と説明。比嘉、佐藤組は5~6月にカナダで行われたW杯に出場し、デュエットのフリールーティンで優勝、テクニカルルーティンで3位に入った。 この日東京都内で行われた公開練習後に取材に応じた比嘉は「とにかく頑張るしかない」。佐藤は「組み替えを聞いたときは不安や緊張、怖さが大きかったが、今はどうすればメダル獲得に貢献できるかを考えている」と話した。