実写ドラマ版『フォールアウト』海外レビューによるメタスコアで高評価に。「爆発的な魅力がある」「狂気の極致を描き出している」といったレビューが相次ぎ、ドッグミート風の犬などゲームの再現性の高さも注目を浴びる
人気のゲームシリーズ『Fallout』を基に制作された実写ドラマ『Fallout(以下、フォールアウト)』が、放送から1日で海外のレビュー集積サイトにて高く評価されている。 レビュー集積サイトMetacriticでは、記事執筆時点で31のメディアから評価され「73/100」を獲得し、256人のユーザーからの評価では平均「6.5/10」を獲得した。レビューには「爆発的な魅力がある」、「終末世界の幻想と、それに基く狂気の極致を描き出している」といったコメントが寄せられた。 なお、Metacriticのシステム上、映像関係のスコアは100点~70点がポジティブ評価となり、ゲームであれば100点~80点がポジティブとなる。それぞれの評価基準がサイトによって異なっている点は留意してほしい。 また、映像関係の作品のレビュー集積サイトRottenTomatoesでは平均トマトメーターが93%、視聴者スコア85%とこちらでも高く評価されている。 ドラマ版『フォールアウト』では、核シェルター「Vault 33」の住人であるルーシー(演:エラ・パーネル氏)が、外界の住人の侵入により誘拐された父親を捜すため、核爆発後に放射能の影響で進化した生物や人食い族が蔓延る危険なウェイストランドへと踏み出す物語が展開される。 物語が進むにつれて、放射能の影響でグールとなったガンマン(演:ウォルトン・ゴギンズ氏)、パワーアーマーを着てヒーローになることに憧れるマキシマス(アーロン・モーテン氏)など、複数のキャラクターの視点で進行する。 最初は純真な心をもって外の世界の住人に接するルーシーだが、ことあるごとに騙されて命を奪われそうになるので、次第に警戒心を持つようになる。また、ゲーム本編でもおなじみの楽曲「I Don't Want To Set The World On Fire」や、治療薬スティムパック、“ドッグミート”風の見た目の犬などゲームの再現度の高さも話題を呼んでいる。 ドラマ版『フォールアウト』はAmazonにて第1期全8話が独占配信中だ。Prime会員であれば無料で視聴できるので、本編が気になった方はぜひ視聴してみてほしい。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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