38年ぶりの１部昇格へ挑戦権を得た大阪大学アメフト部

大阪大学アメリカンフットボール部トライデンツが3日、38年ぶりの1部昇格へ、入れ替え戦の挑戦権を得ました。 【画像】アメリカンフットボールを起源に持つフラッグフットボール 阪大アメフト部はアメリカンフットボールの関西学生2部に所属。上位2位までが関西学院などが所属する1部の下位校との入れ替え戦に進出できる中、最終戦を終え7戦6勝1敗で2位としました。 阪大アメフト部は2000年以来23年ぶりの入れ替え戦進出。さらに、入れ替え戦に勝利となれば、阪神タイガースが前回日本一となった1985年以来となります。

就任１年目で入れ替え戦へ導いた西尾慎太郎監督（中央）

就任1年目で入れ替え戦へ導いた西尾慎太郎監督は「23年ぶりの入れ替え戦出場を決めることができて本当に嬉しい。フットボールのスキルを磨くことはもちろんですが、今年は“組織力を高める”ことにこだわってきました。学年や役割の垣根なく、全員の力を注ぎ込んで勝つ“ALL IN”の組織ができつつあるからこその結果」と喜びを語り、「阪神が38年ぶりに日本一になりましたが、阪大も38年ぶりに"アレ"を達成します。最近はアメフト界にいい話題がないので、勝って明るい話題をお届けしたいと思います。残り2週間で最高の準備をし、ALL INで"アレ"を掴み取りますので、応援よろしくお願いいたします」と意気込みました。 プロ野球・阪神の今季スローガンである『アレ(A.R.E.)』が現代用語の基礎知識選『2023ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞に選出され話題を呼ぶ中、38年ぶりに日本一となった阪神に続き、同じ関西の地で阪大アメフト部が“アレ”となるか注目です。 阪大アメフト部の入れ替え戦は12月16日（土）に京都市内のたけびしスタジアム京都で甲南大学（1部7位）と午後0時10分から行われます。