巨人がソフトバンクに逆転勝ち 梶谷オープン戦1号&重信2点タイムリー 1軍合流の2人が即アピール
「オープン戦、ソフトバンク2-3巨人」(13日、ペイペイドーム) 巨人がソフトバンクに逆転勝ちした。六回、梶谷の右翼越えソロで1点差に迫ると、八回には2死満塁から途中出場の重信が中前に2点適時打。この日から1軍に合流したばかりの2人が、バットで生き残りを猛アピールした。 【写真】1軍合流→即大仕事 梶谷の表情に自信がみなぎる 1点を追う六回だ。2番手の古川に対し、2-2からフォークにバットを合わせた。「しっかり捉えられて良かった」と振り返った一打。ベテランの意地でチームに流れを引き寄せると、八回だ。 2死満塁の好機に重信が初球、岩井の153キロを狙った。積極スイングで二遊間を破り、2点適時打で逆転に成功した。 一方、先発の菅野は4回を投げ、5安打2失点。初回、1死二塁から近藤に中前適時打を浴びると、三回には2死一、二塁で柳田にも中前適時打を浴びた。安打5本はいずれも左打者に浴びた投球内容に、菅野は「いいとこもあったし、課題ももちろん出た」と振り返りながら「順調に段階は踏めている。次の登板に向けてしっかりと、反省を生かしてっていう感じですね」と前を向いた。 四回には1死から井上、甲斐拓を直球で連続三振に斬った。直球の最速は153キロを計測。3日の台湾親善試合・楽天戦以来、中9日で巡ったマウンドに「右バッターに関しては打ち取るイメージがすごく湧いていた。対右に対しては良かったと思います」と収穫も口にした。失点こそしたが、上々の仕上がりを見せている。