広島商、初優勝ならず 横浜に3―4で惜敗 明治神宮野球大会高校の部決勝
【明治神宮野球大会高校の部決勝 広島商3―4横浜(関東=神奈川)】初出場で決勝まで進んだ広島商は、横浜に3―4で惜敗し、準優勝に終わった。広島勢の初優勝はならなかった。 2024年秋の高校野球中国地区大会勝ち上がり表 広島商は、広島県大会1回戦以来の登板となった右腕沖村颯大が先発。制球に苦しみ、一、二回に2点ずつ失い、三回途中で降板した。2番手の左腕片岡虎士が七回まで無失点の好投で踏ん張ったが、序盤の失点が重かった。 六回までわずか2安打に抑えられていた打線は七回、相手の連続失策でまず1点。さらに内野ゴロの間に1点を返し、2点差まで迫った。九回も1死二、三塁から内野ゴロで1点を返す粘りを見せたが及ばなかった。 広島商は31年ぶりに秋季中国地区大会を制し、今大会に出場。初戦の準々決勝で東海大札幌(北海道)、準決勝で敦賀気比(北信越=福井)を破り、決勝へ進んでいた。
中国新聞社