紅葉シーズンの日光市内の渋滞対策として、東武日光駅から中禅寺湖エリアを結ぶ急行バスが運行されています。 この急行バスは今月１２日から運行されていて、東武日光駅と中禅寺湖畔の中禅寺温泉を結びます。渋滞の激しい市内中心部の神橋周辺を避け、日光宇都宮道路を経由します。 奥日光は、去年環境省の「脱炭素先行地域」に選ばれています。急行バスは、秋の観光シーズンの市内やいろは坂を中心とした渋滞への対応、さらに公共交通機関の利用で環境への負担を減らすという２つの大きな側面があります。 運行初日は、魅力ある公共施設のあり方を日光市と共同で研究する、宇都宮大学地域デザイン科学部のグループが、利用客に記念品を手渡してバスの利用促進をアピールしました。 秋の観光シーズンに急行バスを運行するのは初めてで、１１月４日までの合計２０日間、平日は復路のみ、土日祝日は往復でそれぞれ１便運行します。