【速報】参院自民党、要職の安倍派議員らを大幅刷新へ
自民党は、一連の政治資金問題を受けて、解散を決めた安倍派の議員らが務める参議院の国対委員長などの幹部人事を大幅に刷新する方向で最終調整に入りました。空席だった世耕前参議院幹事長の後任に、松山政司・元一億総活躍担当大臣を起用する見通しです。 関係者によりますと、参議院自民党の幹事長に松山氏を起用するほか、参議院国対委員長に石井準一・参議院議運委員長を充てます。また、24日に辞任を表明した末松信介・参議院予算委員長の後任には、桜井充・元財務副大臣を充てるなど、安倍派の議員が務める参議院の要職を刷新する方針です。 参議院自民党は、26日にも議員総会を開いて、これらの人事を正式に決定する予定です。 26日には、通常国会が召集されますが、国会運営の根幹を担う参議院の国対委員長や予算委員長が直前に交代するのは異例で、来年度予算案などの与野党の国会審議にも影響を与えそうです。