青森テレビ

プロ野球ドラフト会議が24日、東京都内で開かれました。 青森県内からは、八戸工大一の金渕光希投手と弘前学院聖愛の吹田志道投手の高校生投手2人が、それぞれ育成指名を受けました。 【写真を見る】育成指名を受けた2人の高校生　両親の目に『涙』 ■横浜DeNAベイスターズ『育成3位指名』　金渕光希　投手 24日、六戸町出身、八工大一の金渕光希投手は緊張した面持ちで長谷川菊雄監督と共に「プロ野球ドラフト会議」での指名を待ちます。待つこと3時間、その時が訪れました。 金渕投手は、今シーズン日本シリーズ進出を果たした「横浜DeNAベイスターズ」から育成3位指名を受けました。 横浜DeNAベイスターズ育成3位指名　金渕光希　投手（18） 「自分が小さい頃からの夢であるプロ野球のスタートラインに立てたので、1日でも早く一軍に昇格して、今まで支えてきてくださった方々に感謝の気持ちを伝えて恩返ししていきたいです」 金渕投手は、183cmから投げおろす144キロのストレートとスライダーが持ち味で県内で唯一、世代別の日本代表候補に選ばれていました。 横浜DeNAベイスターズ育成3位指名　金渕光希　投手（18） 「ここまで来れたのも家族のおかげだと思うので、感謝の気持ちを伝えて恩返ししていきたいです」 金渕投手の父　金渕真人　さん 「家族みんなで追いかけてきましたので、本当に呼ばれた瞬間はホッとした気持ちで、ようやく夢が叶ったな」 家族、そして支えてくれた人へ恩返しをするための「プロ生活」が始まります。 部員と喜ぶ金渕投手の指名から約5分…。もう1人の高校生も指名を受けました。 ■読売ジャイアンツ『育成4位指名』　吹田志道　投手 大鰐町出身の吹田志道投手は、今シーズン4年ぶりのリーグ優勝を果たした「読売ジャイアンツ」から育成4位で指名を受けました。身長188cmの本格派右腕は、弘前学院聖愛のエースとして夏の県大会決勝進出に貢献しました。 読売ジャイアンツ育成4位指名　吹田志道　投手 「日本を代表する球界で1番注目されているチームだと思うので、そのチームに入団できたことは誇らしいと思います。まずは読売巨人のエースになって、その後に日本を代表するようなエースになりたい」 吹田投手は、大鰐町出身として2023年、西武に入団した成田晴風投手に続く2人目のプロ野球選手となります。

人口8600人の地元を盛り上げる活躍をすると誓いました。 読売ジャイアンツ育成4位指名　吹田志道　投手 「大鰐町は人口が減ってきていて大鰐町には大鰐スタジアムがあって人口を増やすためにも自分が建て替えたいと思います」 2人は、一軍の試合に出場することができない育成契約での指名を受けました。春以降、一軍の試合に出場することができる支配下登録を目指して「プロの世界」に挑みます。