ボタフォゴを2冠に導いたアルトゥール・ジョルジェ監督が退任…就任1年目で初の南米制覇もたらすも昇給交渉で破談に
ボタフォゴFRは3日、アルトゥール・ジョルジェ監督(53)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 昨年4月にポルトガルのブラガから引き抜かれたジョルジェ監督は、ボタフォゴで公式戦56試合を指揮。33勝14分け9敗の戦績を残し、クラブ史上初のコパ・リベルタドーレス制覇に加え、1995年以来3度目となるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)優勝に導く傑出した手腕を発揮した。 就任から1年も経たずにクラブ史上最高の指揮官との評価を獲得したが、シーズン終了とともにクラブを離れることになった。 ブラジルメディアの報道によれば、ジョルジェ監督とコーチングスタッフはシーズン2冠の偉業に見合った昇給を求めたものの、オーナーのジョン・テクスター氏ら首脳陣との交渉が決裂したことで、退団を選択したとのことだ。 なお、ジョルジェ監督は4日、カタールのアル・ラーヤンと2027年までの契約を締結。今度は中東の地で新たな挑戦をスタートする。
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