左打ちを習得するために大切なこと【立浪和義の超野球論】
左だから長くできた
少し手を離していた時代の筆者
私は右投げ左打ちでしたが、左打ちに関しては、小学校低学年からやっていたので、特に苦労したという記憶はありません。 右打ちに比べ一塁まで近く、ピッチャーに右投げが多いこともあり、右打者より間違いなく有利だと思います。体が決して大きくない私が、その後、プロに行くような選手となり、これだけ長く現役生活を続けることができたのは、やはり左打ちだったからこそ、と思っています。 子どものころ、同じ右投げ左打ちの巨人・篠塚和典さんにあこがれました。バットコントロールが巧みで、逆方向にきれいなヒットを打つ素晴らしいバッターでしたが、私自身はほとんど逆方向の意識はなく、むしろ引っ張り一辺倒。リストが強かったこともあり、球は飛びました。 ただ、茨木ナニワボーイズ時代・・・
本文:1,100文字
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週刊ベースボール