鉄鉱石先物、1カ月ぶり高値から反落-中国の需要回復に根強い懸念
(ブルームバーグ): 鉄鉱石先物はアジア時間5日の取引で、1カ月ぶりの高値から下落。投資家は中国の需要回復が持続可能かどうかを見極めようとしている。
シンガポール市場で鉄鉱石先物は6営業日ぶりに反落。4日は一時1トン=114ドルを突破し、6月初め以来の日中高値を付けていた。
鉄鉱石先物はシンガポール時間午前11時18分(日本時間午後0時18分)時点で、前日比2.5%安の110.85ドル。一時2.7%下げる場面もあった。
ロンドン金属取引所(LME)の銅相場は9874ドルで推移。今週に入り約3%上げており、このままいけば週間ベースで5月半ば以来の大幅高となる。LMEの亜鉛とスズは4週連続の上昇に向かっている。
原題:Iron Ore Slumps From One-Month High as Demand Concerns Persist(抜粋)
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Audrey Wan