【漫画】画を売る盲目の女性と定食屋店主の男性による感動物語…まさかのラストに「優しさに包まれた傑作」
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、漫画家として活動している中音ナタさんによる『見えない愛』に注目しよう。 【漫画】お腹を空かせた盲目の女性…手を差し伸べた男性の優しさが詰まった行動に「何だか泣けてきた」 5月12日に中音さんのX(旧Twitter)にポストされた同作は、短い話でありながらも5.3万もの「いいね」を獲得して話題になった一作。そこで作者である中音さんに『見えない愛』が誕生したきっかけや、こだわりのポイントについて話を伺った。 ■お腹が空いている盲目の女性…手を差し伸べたのは定食屋店主の男性 とある男性は、露店を開いている女性が目に入り、「絵を売ってるのか」と声をかける。絵は祖母が描いたもので、男性が「アンタの絵じゃないのか?」と尋ねると、「目が見えないもので」と返す。彼女によれば、祖母から「お金に困ったらこの絵を売りなさい」と言われたそうだ。 男性は即決で絵を購入することにして、代金を「おかねいれ」に入れようとした時、中に「バーカ」「みえる?w」と酷い言葉が書かれた紙が入っていることに気づく。 気づかないフリをしてやり過ごそうとすると、女性のお腹から「ぐぅううう」と空腹を知らせる音が鳴った。たまたま定食屋の店主だった男性は彼女を店に招待することにし、アジフライ定食をご馳走。彼女はアジフライをひと口食べると、涙を流しながら「すごく美味しいです」と言い、続けて「おかねいれ」に入っていた紙について語り始め…。 男性の優しい行動と彼女の素直な姿勢が描かれた同作には、「優しさが詰まった傑作」「アジフライの香りでよだれが出ちゃってる女の子が可愛すぎる」「多めに払ってるの刺さった」といった反響が寄せられていた。 ■作者・中音さん「この作品は優しい世界を目標として描いている」 ――『見えない愛』を創作したきっかけや理由があればお教えください。 夢で見た内容を思いつきで描きました。 ――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。 特にないですが、やっぱり泣いてるシーンが好きなので、見てほしいです。 ――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。 嬉し泣きしてるところです。理由は泣いてるところが好きだからです。 ――その後の2人がどうなったのか気になるのですが、シリーズ化して描く構想はないのでしょうか? 一応『見えない愛』という題名で続きは描くつもりでいます。2人が結婚して幸せな家庭を築くところを描こうと思っています。 ――今後の展望や目標をお教えください。 いろいろな漫画を描いていきたいので、これといった目標はありません。 ――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします! この作品は優しい世界を目標として描いているので、優しい世界に包まれてほしいと思います。
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