かつての輝きは…?オフに戦力外となった大物(4)1軍入りでも防御率8.00
プロ野球の世界では、毎年ドラフト会議によって晴れてプロ入りを勝ち取る選手がいる。その一方、現役引退や戦力外通告などで球界を去る選手も存在する。特に昨オフは、輝かしい実績を誇る選手も、多く非情宣告を受けることとなった。そこで今回は、戦力外となった大物選手を紹介したい。
森唯斗
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/91kg ・生年月日:1992年1月8日 ・経歴:海部高 - 三菱自動車倉敷オーシャンズ ・ドラフト:2013年ドラフト2位 2018年に最多セーブのタイトルを獲得するなど、長らくブルペンを支えてきた森唯斗。近年は低迷したシーズンが続いており、2023年オフに戦力構想から外れる形となった。 2013年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。ルーキーイヤーから58試合に登板し、24ホールドポイント(4勝20ホールド)、防御率2.33の好成績を残した。 以降もブルペン陣の中心を担うと、2018年にはデニス・サファテに代わりクローザーに抜擢。同年は37セーブを挙げて最多セーブ王に輝くと、同年から3年連続30セーブをクリアするなど、長らく守護神に君臨した。 しかし、2021年以降は登板数が減少し、昨季から本格的に先発転向を決断。6試合に先発したが、2勝3敗、防御率4.60と結果を残すことができず。オフにはまさかの戦力外通告を受けた。 その後、横浜DeNAベイスターズが獲得を発表。新天地で迎えた今季、一軍ではリリーフとして起用。4月26日の巨人戦で移籍後初勝利を挙げたものの、ここまで防御率8.00と安定感を欠いている。
ベースボールチャンネル編集部