【写真：Getty Images】

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間17日、FAカップ準々決勝でリバプールと対戦する。この一戦を前に、チームの指揮官であるエリック・テン・ハフが記者会見に臨んだ。同氏は会見の中でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの移籍の噂に言及しており、英紙『ガーディアン』が15日にその模様を報じている。 【画像】マンチェスター・ユナイテッド最新スタメン＆フォーメーション 　英紙『デイリーメール』などが今週、パリ・サンジェルマンがラッシュフォードに対して「7500万ポンド（約120億円）を移籍金として用意している」と伝えた。 　テン・ハフ監督はこの噂に対し「昨シーズン、我々は彼を売るために5年間の再契約を申し出たわけではない。彼はこのプロジェクトの一員であるべきで、そのことは私たちが話すテーマとは異なる」と述べ、真っ向から否定した。 『ガーディアン』は「プレミアリーグのFFPを考慮しなければいけない時期に、（この移籍の実現は）ユナイテッドに莫大な利益をもたらす可能性がある」と伝え、チームのスカッドだけでなくクラブの財政にも大きな影響があると強調している。 　ラッシュフォードは今季公式戦32試合に出場して7ゴール4アシストを記録。昨季の56試合30ゴール9アシストと比較すると、やや物足りない印象を受ける。