【Bellator】AJがサトシ戦に続き、ライト級3連勝! 下からの打撃でアウトローを切り裂く
2023年11月17日(日本時間18日)、米国シカゴ・ウィントラスト・アリーナにて『Bellator 301: Amosov vs. Jackso』が開催されている。 【写真】フェイスオフで向かい合った両者 ▼ライト級 5分3R 〇AJ・マッキー(米国)6位・21勝1敗 [判定3-0] ※30-27×3 ×シドニー・アウトロー(米国)5位・17勝6敗 AJは、元Bellatorフェザー級王者。2022年4月のパトリシオ・ピットブルとのリマッチで判定負けで王座から陥落。ライト級に上げて、同年10月にスパイク・カーライルに判定勝利。大晦日にRIZINでホベルト・サトシ・ソウザに判定勝利した。MMA21戦20勝1敗。2023年7月のライト級ワールドGPでパトリッキー・ピットブルと対戦予定だったが、感染症により欠場。今回は11カ月ぶりの復帰戦となる。 対するアウトローは、2019年12月の『BELLATOR JAPAN』でのマイケル・チャンドラー戦のTKO負け後、アダム・ピッコロティ、マイルズ・ジュリー相手に2連勝も、2022年7月にトフィック・ムサエフにKO負けした。2023年8月の前戦ではイスラム・マメドフに判定勝ちしている。MMA17勝5敗。8つの一本勝ちを持つ。 1R、AJの左の蹴りを掴んでダブルレッグテイクダウンはアウトロー。AJはギロチンを合わせるもすぐに首を抜いたアウトローは、中央にステイ。腰を抱き、両脇差さから左ヒザを越えてハーフに。 しかし足を戻したAJは下から左右のパンチ連打。胸に顔をつけるアウトローは押さえ込むも打撃を打てない。金網に押し込むアウトローはこつこつ拳をつく。 2R、サウスポー構えのAJは、右のサイドキック。アウトローのテイクダウン狙いを切るが、再び左の蹴りを掴んだアウトローがテイクダウン! ここに下からヒジを当てるAJに、背中を着かせたアウトローだが、フルガードのなかで有効打を打てず。大きく出血したアウトローに下からヒップスローでリバーサルしたAJ! バックを奪いに行くが、ここを正対したアウトローが再び上に。 下から4の字ロックでヒジ、パウンドするAJ! アウトローは右瞼から出血。足を解くもアウトローに上に登らせず、ヒジを突く。 3R前にアウトローにドクターチェック。右目が開かないアウトローだが、血を拭いて続行。 左を突く両者。今度はAJからダブルレッグテイクダウン! アウトローは胸に顔をつけてディープハーフから左で差して立ち上がり。シングルレッグからレッスルアップでダブルレッグテイクダウン。ここも腰を抱くアウトローだが、下のAJはアウトローを登らせず。スイッチも狙うが、そこはさせないアウトローが押し込む。ゴングにアウトローは自陣で座り込む。 判定は3-0(30-27×3)でテイクダウンを受けて下になったAJだが、ヒジ、パウンドで切り裂き、フルマークの判定勝ちした。
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