「怖いわっ、ドラだわっ!」秀才雀士のアテレコが人気女流雀士の捨て牌とタイミングぴったり、奇跡のコラボが成立した瞬間/麻雀・Mリーグ
ファンも爆笑の早口解説が、まるで聞こえていたかのように選手のプレーがぴったり重なった。「大和証券Mリーグ2024-25」、10月1日の第1試合、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が打牌に悩んだところ、プレーヤー解説だった赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が、饒舌に状況を伝えつつ、瑞原の心境を代弁。ちょうど伝えきったところ、瑞原が決断の一打を放つという、タイミングばっちりな奇跡のコラボが実現した。 【映像】園田のアテレコに瑞原のプレーがぴったりハマる瞬間 園田は試合後のインタビューで、自らの思考を時間が許す限り、場合によっては予定時間を大幅にオーバーするほどしゃべくり倒す秀才雀士。また瑞原も、園田に負けず優れた記憶力で状況を説明。インタビューの長さでは、2人が双璧をなしている。 この日は園田が解説、瑞原が試合出場という立場だったが、思わぬコラボが実現したのが東2局1本場。5・8索でテンパイしていた瑞原だったが、終盤に不要牌のドラ9筒を引き、迷いが生じた。ここですかさず園田は「怖いわっ、ドラだわっ!」と、アフレコスタート。「今の發(切りで浅井堂岐が)でちょうどテンパったかもしれない。どうしよー!だけどなー、今、供託2本あるしなー。5・8索、堂岐の現物なのよねー」と、一気にまくしたてた。 ちょうど言い切った後、瑞原はグッと決断してドラ9筒切り。これに園田は「行った―!」と合わせて、コラボが完成した。この偶然に「しゃべり終わったから切る」「解説聞こえてるんか」「ベストマッチww」「ここは舞台か」とファンも様々な感想を寄せていた。 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部