セルタは16日、ヒラルデス監督との契約延長を発表 [写真]=Getty Images

　セルタは16日、クラウディオ・ヒラルデス監督と2027年夏まで契約を延長したことを発表した。 【公式発表】セルタがヒラルデス監督と契約延長 　ラ・リーガにおける最年少監督が“人生のクラブ”と新たな契りを交わした。1988年2月24日生まれのヒラルデス氏は現在36歳。現役引退後の2016年からセルタのカンテラで指導者として経験を積むと、2022年夏からはBチームの監督に就任。そして今年3月にラファエル・ベニテス監督の後任として、1年目からBチームをセグンダ昇格プレーオフにまで導いたことが評価されて抜擢された。 　内部昇格した当初、セルタは残留争いの真っ只中にいたものの、初陣となった第29節セビージャ戦で2－1の勝利を収めたのを境に、ラスト10試合を5勝2分3敗と勝ち越して残留に成功。迎えた今シーズンは、開幕2連勝発進で一時は首位に立ったが、その後は2度の2連敗。それでも、第9節終了時点で4勝1分4敗の9位とまずまずの序盤戦に。また、CBハビ・ロドリゲスやMFダミアン・ロドリゲスらカンテラーノを積極的に起用し、なかでも左ウィングバックを主戦場とするウーゴ・アルバレスはラ・リーガ期待の若手選手として注目を浴びている他、前政権下では輝けなかった主将FWイアゴ・アスパスを復活させ、DFオスカル・ミンゲサをスペイン代表に送り込むなど、ポテンシャルを引き出す手腕に長けている。 　ここまで通算19試合を指揮し、9勝3分7敗で1試合平均1.58の勝ち点を獲得しているヒラルデス監督。セルタとの契約延長に伴い、「私は、ガリシア人であること、セルティスタであること、そして人生のクラブを率いること、それを勇敢に行うことにとても誇りに感じている」と語っている。