マツコ“おごりおごられ文化”50代はもうしんどい「私らの年代は…収入がないんだもん」
タレントのマツコ・デラックス(52)が16日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、“おごり文化”について私見を語った。 【写真あり】大島由香里アナ、7歳愛娘の七五三ショット ある掲示板に投稿された「彼氏にずっとおごってもらいたい」というアラフォー女性の投稿が話題となっているという記事を取り上げ、スタジオでトーク。株式トレーダーでタレントの若林史江は「批判覚悟で言えば私もおごってもらいたい」とぶっちゃけ、「男女平等だとか男ばかりおごるのはおかしいっていう若い世代の感じを遠くから見て、私はおごってもらいたいと思ってる」と本音。自身は「若い時に金融業界に入って目上の人が多く、おごってくれたりというところで生きてきた」と経験を語りつつ、「愛してもらいたいとか感謝を伝えたい時には3回に1回はおごるとか。そういう感謝がないと2人の関係は続かない」とも話した。 若林の話を聞いていたマツコは「この人は羽振りのいい男の人が周りにいたからちょっと年代的には違う」とし、「昔は女性に経済力がなかったから、おごってもらわないとデートが成立しなかった」と“男性がおごる”文化を説明。「今は不景気でみんな経済力がなくなってきて割り勘じゃないとやっていけないわよね、男も女も」と時代の変化に言及した。 40歳の番組MC・大島由香里は「10歳上の人の割り勘の価値観と10歳下の割り勘の価値観は本当に違う。私たちが20代の頃、10個上の人とご飯に行ったら絶対におごってくれた。でも今の20代はそれが普通ではないんだろうな」とコメント。これに対してマツコは「50代にしてみると、私たちはおごられ文化の恩恵受けてないのにおごらなきゃいけないみたいな、先輩はおごるみたいなのって、いい加減にしてほしいって思い始めた年代。先輩はおごらなきゃいけないみたいなのをやらされてた世代」と52歳の本音を語った。 先輩からおごられ、自分が先輩になった時には後輩におごる…という教えが受け継がれてきたと振り返る大島に、マツコは「それはフジテレビだから、余裕があったからだと思う」と指摘。「私らの年代はそれをやりきれなくなってきてた。収入がないんだもん」と続け、「だから経済状況だと思う。男女ではなく」とまとめていた。