（女子SPA！）

こんにちは、ファッションスタイリスト＆ライターの角佑宇子（すみゆうこ）です。春は心機一転、ファッションや小物を整理整頓したくなる季節ですが、物を手放すのって難しいですよね。 【イラスト】いかにもオバちゃん？ 大人が持っているとダサ見えしやすいバッグ とくにバッグはよほど傷まない限り長く使い続ける方が多いようです。しかし気づかないうちに、ちょいダサなバッグが身につけコーデ全体の仕上がりがイマイチになってしまっているケースも少なくありません。そこで今回は、これはNG！ 持っているとダサ見えするバッグの特徴をご紹介します。

テカテカすぎるナイロントートバッグ

定番人気のナイロントートバッグ。軽くて撥水性もあり、コーデの邪魔にならないと大人世代を中心に愛用されています。人気の理由はその使い勝手の良さですが、実用性に富んだバッグというのは今ひとつファッション性に欠けていることが多いです。その見た目が今ひとつだけど機能性に富んだバッグを愛用しているメインユーザーが40代より上の世代。だからこそ「おばちゃんバッグ」と揶揄（やゆ）されやすいのですね。 さらに注意が必要なのはナイロンバッグの質感です。ナイロンと一言にいっても、商品によってやツヤやテカリ、地の厚みに違いがあります。とくにダサ見え・安っぽ見えしやすいのは光沢が強すぎるナイロン素材ですので気をつけて。同じナイロン素材のバッグでも今取り入れると良いのはトートよりもリュック。程よくマットな質感がある、ブラックのナイロンバッグなら、おしゃれさを削ぐことなくファッションに馴染みます。

飾り気の多いA4トートバッグ

物持ちの良い方のなかには、以前流行していたバッグを長年使用している方もいます。そのなかでも注意したいのは飾り気の多すぎるトートバッグ。ここ15年ほどでバッグなどの小物を含むファッショントレンドはユニセックス・ユーティリティ・ミニマルなデザインにシフトしています。 飾り気が多く、何を身につけるのにもゴテゴテしたデザインが多かった2010年前後のファッショントレンドとは真反対の今。その時代に購入したであろうバッグをいまだに持っていたら手放し頃かもしれません。 とくにベルトや金具、リボンやフリルなどが多用されたA4サイズのデザイントートバッグは今持っているとコーデ全体がダサ見えしやすいです。同じトートバッグを取り入れるなら、外ポケットをはじめ飾り気のないシンプルなものを選んで。