選抜高校野球、8強出そろう 東海大菅生が逆転サヨナラ進出
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第8日の27日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦の残り3試合があり、8強が出そろった。 【写真でプレーバック】京都国際―東海大菅生 智弁学園(奈良)は広島新庄を5―2で破り、2回戦を突破した天理とともに奈良県勢2校の8強入りは、第49回大会(1977年)の両校以来。東海大菅生(東京)は初出場の京都国際に5―4で逆転サヨナラ勝ちし、初の8強進出。中京大中京(愛知)は常総学院(茨城)との打撃戦を15―5で圧倒し、春通算勝利数を57に伸ばして単独1位となった。中京大中京の8強入りは第82回大会(2010年)以来。 ◇中京大中京が春勝利数単独最多 中京大中京(愛知)が2回戦で常総学院(茨城)を破り、センバツ勝利数を57とし単独1位になった。56勝で東邦(愛知)と並んでいた。初勝利は中京商時代の第8回大会(1931年)での川越中(埼玉)戦。 ◇学校別センバツ勝利数 ①中京大中京(愛知) 57勝26敗 ②東邦(愛知) 56勝25敗1分け ③PL学園(大阪) 48勝17敗 ③県岐阜商(岐阜) 48勝26敗1分け ⑤龍谷大平安(京都) 42勝40敗1分け ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。