ゴールデンウイークにお勧め! 家族で釣ろう東京湾のおいしいアジ
アジ釣りは、初心者からベテランまで幅広い釣り人が楽しめる人気のターゲットだ。特に東京湾では、オモリ80~130号のノーマルタックル、オモリ40号のライトタックル(LT)で狙う乗合船が出ており、釣果も安定している。刺し身、塩焼き、フライと料理も多彩。釣って楽しく、食べておいしいアジに挑戦してみよう。 LTアジ釣りは東京湾が中心だ。乗合船は釣り時間が長い一日船や気軽に乗れる午前、午後の半日船と好みで選べる。船宿にはレンタルの竿、リールが完備され、中にはクーラーボックスやレインウェア、長靴、ライフジャケットを用意しているところもある。初心者でも、船宿に行けばすぐに釣りができる。釣り方は、それほど難しくない。手慣れたベテランなら、一日船で100尾を超す釣果を出すことも。初心者でも悪天候など、よほどのことがない限り十分なお土産になるぐらいは釣れるはずだ。 ◆基本的なアジの釣り方 ①船長が合図をしたらコマセを入れたカゴを海へと投入。この時、仕掛けが絡まないように注意する。カゴが着底したら糸フケ(糸のたるみ)を巻き取る。仕掛けが潮に流されて道糸が斜めになるようならば、10メートルほど巻き上げて、もう一度落とす。 ②タナが底から3メートルの場合、底から1メートル巻き上げてから竿を鋭くしゃくってコマセをまく。 ③さらに1メートル巻き上げ、再度コマセをまいてから1メートル巻き上げる。ここでコマセをまきアタリを待つ。 ④アタリが出るまで竿を動かさないこと。アタリが出れば、竿先が鋭く引き込まれる。この時、竿を立てて合わせてもいい。魚がハリ掛かりしたら、一定のスピードでリールを巻く。アタリがない場合は、カゴをもう一度、底まで落とし、②から再び行う。 アジからハリを外す時は、尻ビレにあるトゲに注意したい。ハサミのようなフィッシュグリップやトングなどがあれば便利だ。ハリを外したら足元にあるオケなどに入れる。釣り場移動など、釣りの合間にクーラーボックスに入れよう。その際、エラをハサミなどで切って血抜きをすれば、おいしく食べられる。