コロナ明けで元気いっぱいの近大新入学生にOB・つんく♂「今の雰囲気もあってシン近大って感じ」
音楽プロデューサー・つんく♂が6日、母校・近畿大学(大阪府東大阪市)の2024年度入学式に、総合プロデューサーとして出席した。 入学式は9回目の登壇となるつんく♂は、2015年度の同大学の入学式で、喉頭がんのため2014年10月に声帯を全摘出したことを初公表。この日も大スクリーンに字幕でメッセージを表示。同じ近大OBの俳優・升毅による朗読で新入学生に向け、「ぜひ、『でっかいでっかい夢』を抱いて、自分を信じて突き進んでください」と激励した。 式典会場は、コロナ禍が開けて5年ぶりに8000人を超す新入生が集結。つんく♂は「今年の入学生はいつにも増して、顔つきがキラキラしていて本当にすばらしいですね!」とパソコンを打った。また、祝辞を朗読した升に対しても「升さん、ありがとうございました! 卒業生にいろんな先輩がいて、みなさんも心強いですよね?」と、つづった。 式典終了後は「桜も満開で最高です」。この日は、同OBのお笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダル、「霜降り明星」のせいや、OGの2012年ロンドン五輪100メートル背泳ぎ銅メダリスト・寺川綾さんも登壇。せいやが「いい意味で近大生のパワフルさを感じた」と感想を語ると、つんく♂は「でも、確かに、昔の近大のええところが再現されつつ、でも、今の雰囲気もあってシン近大って感じですね」と同意していた。
報知新聞社