アン・ハサウェイのファン対応に賛否両論「ここに立って手を振るから写真を撮って」は失礼？ それとも親切？
先週末、ファンが撮影したアン・ハサウェイの過去の動画を巡ってネット上で議論が勃発した。アンのファンに対する態度が礼儀正しいのか、無礼なのかで物議を醸している。 【写真】アン・ハサウェイのヘアメイクを16歳から振り返り！
問題の動画は2022年7月にアンがイタリアを訪ねたときに撮影されたもの。アンは「ヴァレンティノ」のオートクチュールのショーを見た後、周辺に集まっていたファンと短い間だが対面。写真撮影やサインを求めるファンに「落ち着いて」と手で抑えるようなジェスチャーを交えて話しかけると「みんなと写真を撮ることはできない」「でももし写真を撮りたいならここに立って手を振るから。人がたくさんいるからサインはできない」と説明した。つまり1人1人とセルフィーを撮ることはできないけれど、しばらく立っているから自由に写真を撮ってほしいという提案。
アンは「ごめんなさい」とイタリア語で謝りながら「でもみんなに私の写真か何かを持っていてほしいから、よかったらここでちょっと手を振る。わかってくれてありがとう」とも。再びファンから写真をねだられるとアンは「待っていてくれてありがとう」とお礼を言いつつ「たくさんの人がいるから、みんなと写真を撮ることはできない」と改めて説明していた。
一部の人はこの対応を批判。「失礼だ」とコメントしている。また「慇懃無礼な対応に時間を費やしている間に、ファンと写真を撮ってサインできたはずだ。言わなくてもいいことを言っている」「偽物の礼儀正しさだ」という意見もネット上に浮上している。
とはいえ多くのファンはアンに好意的。「無視して歩き去ることもできたのにとても礼儀正しい」「親切だ。セレブだからと言ってファンと写真を撮る義務はないはずだ」というコメントも出てきている。また全員に平等に対応しようとする姿勢を称賛する人も。ちなみに同じ理由からなのか、アンは近年プレミアや映画祭でもファンとセルフィーを撮ったりサインのリクエストに応じたりすることがほとんどない。品行方正でハリウッドきっての優等生で知られるアン。街で会ったファンにもこんなに丁寧に説明するとはさすがである。
